CDやテープをBGMとして自然に流しておくことをいいます。乳幼児の英語教育において、かけ流しは大変重要な役割を果たします。かけ流しで耳に入る大量の言葉は意味がわからなくても、後にイラストとマッチングさせたり、会話で使うことによって、意味のもった言葉として獲得できます。くり返しかけ流しておくだけで、子どもの右脳は勝手に英語を学習します。耳が勝手に覚え、口が勝手にしゃべってくれるのです。かけ流しで英語のリズム・イントネーション・センスが自然に身につくと言われます。「理解を求めず、くり返しで覚える」のが右脳学習法。かけ流しはこちらに入ります。反対に、「理解して覚える」のが左脳学習法です。テキスト学習はこちらですね。無意識に右脳に入力するため、音量は小さめにします。かけ流す際には、「聞きなさい!」と促してはいけません。ストレスは、右脳から左脳に切り替わるスイッチです。また、他にテレビなどの機械音がないようにしてください。遊んでいるときや食事中などに、BGMとして毎日1.5〜2時間かけるといいでしょう。
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1. かけ流し しばらく(例えば1週間)音のみ1日1.5〜2時間、聞かせます。絵本はいきなり開きません。まずは音のみを聞かせ、少しずらして視覚イメージを与える方が効率よく身につきます。
2. 読み聞かせ ある程度音が身に入ったら、絵本の出番。お母さんの肉声で毎日読み聞かせします。意味もしっかり理解させることが大切です。日本語で教えてあげてもOKです。1週間以上は続けましょう。
3. 暗唱 さあ、お子さんの出番です。発話を促しましょう。絵本はお母さんが持ち、ページをめくったら、「○○くん・ちゃん」と言ってあげてください。出にくければ、最初だけ「I .....?」などと発話を促すよう上げ調子に言ってあげるといいでしょう。それでも無理なら、お母さんと同時にゆっくり読みましょう。正しい発音を口を見せながら教えて上げてください。
4. 発表 お子さん自身に絵本をめくらせながら暗唱させましょう。ビデオカメラやテープに撮ってあげると喜び、やる気もアップ! |